アラフォー独身リーマンのスコッチです。社会人になってから最長の休みをヨーロッパで過ごしております。
前回はこちら。
16日目の本日はサラエボからセルビアのノービサードにバスで移動します。
この移動はこの旅の最難関です。
出発前に日本でボスニア・ヘルツェゴヴィナからセルビアに入る方法を調べましたんですが、飛行機は高いし、バスは少ないし時間かかるし。ボスニア側バスターミナルとセルビア人共和国側バスターミナルで2つあるとか意味わかんないし。
セルビア人共和国側バスターミナルの場所とか情報が少なく困りました。
バスターミナルへの行き方は前回を参照。
朝6時、ホテルを出ます。フロントには誰もいませんでしたので、部屋に鍵を置いてそのまま出てきちゃいました。
料金は支払い済みなので大丈夫でしょう。(ホテルってそういうものですよね?)
徒歩でセルビア人共和国側バスターミナルへ向かいます。
途中、野犬の群れに遭遇しました。ここは首都なのにワイルドです。
まだ薄暗い中、バスターミナルに到着しました。
ゲートにいる兄ちゃんにプリントしてきたチケットを見せますと、「5番だ、ここで待て」とのこと。良かった。バスに乗れそうです。
早朝でも危険な雰囲気は感じませんでした。
ちなみにチケット売り場には誰もいませんでしたが、建物内に人がいたのでチケット買う場合も何とかなりそうでした。
バスが来ました。
40Lのバックパックを1マルカで預けて無事乗車しました。
無事に乗れて安心しました。ネットで買ったチケットは「本当に乗れるのか」不安がありますからね。
さらばサラエボ。約9時間の長旅です。
山に囲まれたサラエボ。バスで10分ほど走るだけでこの景色です。
1時間も走ってないところにあるパレという場所で1回目の休憩です。
アナウンスがあったのですが、何時出発なのかさっぱりわかりませんでした。
ま、どうせ降りないのですが。
10分後、バスが出発します。
すごい田舎を行きます。牛も自由な感じでいました。
2時間後、ソコラツという場所に到着です。休憩なう。
これまた味わいのあるドライブインです。
再び田舎道を行きます。
さらに2時間半後、ハンピイェサクというところで3回目のトイレ休憩。
カフェのようなものが見えましたので、パンでも買おうと覗いてみますが何も売ってませんでした。
しばらくセルビアとの国境となるドリナ川沿いを走ります。綺麗な景色です。
出発から約5時間後、セルビアとの国境到着しました。
まずはボスニア・ヘルツェゴビナを出国します。
バスに乗ったままパスポートを回収されまして、しばらくするとスタンプ押されて戻って来ました。
無事出国完了。ボスニア・ヘルツェゴヴィナも出国時はスタンプを押すようです。入国時はなかったと思いますが。
ドリナ川を渡ります。
橋の上で10分くらい待ちました。混んでいるのでしょう。
パスポートコントロールに到着。警察官がバスに入って来てパスポートを回収して行きました。
結構待ちましたがパスポートが戻ってきました。いままでのEUのスタンプとはまるで違うキリル文字のスタンプが押されています。
何はともあれ無事セルビア入国完了。やった!
シャバツの近くのドライブインで再び休憩です。ドライバーに聞いたら出発は20後とのこと。トイレがすごい綺麗でした。(意外にも)
すでにセルビアですがマルカが使えましたので水を購入します。2マルカ。10マルカ渡したら400ディナールがお釣りで返ってきました。
1マルカ50ディナールみたいですね。残ったマルカをディナールに代えられて良かったです。
ノービサードの手前の街のルーマに停車します。ようやく街っぽくなってきました。
バスが走り出しますとすぐノービサードの街がみえてきました。
ついにノービサードのバスターミナルに到着しました。出発から8時間半。遠かったです!
到着後、まずは駅の方に行きまして、明日のベオグラード行きの列車をチェックします。(本当に忙しない旅です)
ついでにバスのチケット売り場にも行きまして、バスの時刻もチェックします。ベオグラードへは列車もバスもありますので、ちょうど良い時間の方を選びたいと思います。
バスの時刻表がキリル文字で読めませんでしたので、近くのおっちゃんに聞きましたら窓口の人にメモをもらってくれました。いい人です。
30分に1本くらいはバスがあるってことでしょうかね。
では市内中心部にあるホテルに向かいます。
お腹も減ってますので、ホテル向かう途中の良さげなレストランがあったので入ってみます。
ビール。200ディナール弱です。
ミックスグリル。800ディナールです。
大雑把な料理で大して美味くはないですが、量がすごいです。朝から何も食べていない空腹でも多すぎます。
こりゃ今日も夕飯いらないな。
中央広場につきました。
TAL CENTERというのが今晩泊まるホテルです。中央広場のすぐ近くです。
覗いてみますが誰もいません。さらには鍵もかかっていてフロントにすら入れません。
ノックしても誰もいないようです。
困りました。
5分くらい待ってみても誰もきません。
仕方なく来た道を戻って見ますと、Travel Agencyとかいてある店があります。
ホテルから場所も使いし、業種も近いし、何か知ってるかもしれません。
中に入り、おっちゃんがいましたので聞いてみますと、ホテルの人に電話して呼んでくれました。
5分後に来るからもうちょっと待っててとのこと。
何食わぬ顔で現れたホストにチェックインして部屋まで案内してもらいました。
なんで部屋は広いのにベッドは細長いの?
荷物を置いて観光にでかけます。
続く