旅行3日目です。
ハバナに到着した前回はこちら。
7時半ごろ、どこかの家の電話が鳴って起きてしまいました。疲れていた割にはちょっと早い起床です。
この部屋をよく見ると、窓にガラスがありません。
木製の開閉式の窓なんですがガラスはなく、木製の部分も壊れていて閉まらないため、常に窓が開いている状態になっています。
リビング、ベッドルーム共に同じで窓で、うるさいし寒いし最悪でした。。。
そんな部屋で今日の予定を考えます。
ハバナの道はキレイじゃないので、オビスポ通りや旧市街の中心部を除き、街歩きには向きません。ですので、今日はきちんと予定を立てて行動することにします。
本日の観光予定
1、葉巻を吸う
2、サンダルを買う
3、ラム酒を飲む
4、夜はディスコに行く
朝食
まずはカサで朝食を食べます。
1階のリビングでホストのお父さんと軽く挨拶します。とっても感じのいい人です。
娘さんは居ないみたいです。残念。
カリカリのトーストがうまいです。
民泊ですが全然ちゃんとした朝食ですね。
葉巻を買う
カサで優雅に朝食を食べましたら早速観光に出かけます。
セントラル公園に向かう途中にあったWi-Fiカード売り場。長蛇の列です。
スルーして、セントラル公園に到着。
セントラル公園にはクラシックカーがたくさん停めてあります。
昨日ここまで来た時はあまり感じなかったのですが、カサからセントラル公園まではやっぱりちょっと遠いですね。
セントラル公園に隣接する旧国会議事堂。この裏にタバコ屋があります。
旧国会議事堂裏をウロウロ探して、ようやく発見したタバコ屋「パルタゴス」。
店内にはケースに入った葉巻がたくさん売っています。
1本 10CUCくらいからあります。
愛想のない店のおばちゃんに「初めてなんだけど、オススメは?」と聞きまして、
Cohibaというメーカの9CUCのやつを1本購入。おばちゃんはその場でカットしてくれました。
ゆっくり吸える場所を求めてオビスポ通りの方へ行ってみます。
オビスポ通り
元旦の昨日よりも活気のあるオビスポ通りです。
民芸品市場があります。
「売れるのか?」という感じの商品ですが観光客は入っているようです。
オビスポ通りには両替屋もあります。レートは空港と変わりませんでした。
ちょっと混んでますが、流れは速そうでした。
また、ATMもオビスポ通りにあります。途上国ではカードが吸い込まれる等のトラブルが心配ですが、ここは人通りが多くATMを使ってる人も多いので大丈夫かと思います。
また、ATMは銀行に備え付けられていることが多く、ハバナの旧市街には結構あります。
ガリアノ通りの銀行やサンラファエル通りにあるATMは利用者が多いので使っても大丈夫そうでした。
心配な場合は銀行の営業時間に利用すれば、たとえカードや現金が出てこなくても対応してもらえるのではないでしょうか。
ついでに、Wi-Fiカード売り場もオビスポ通りにありますが、こっちもかなり混んでしました。どのくらい待つのかは買ってないのでわかりません。
キューバに来てからまだネットに繋いでいませんが、あまり不自由してないのが正直な所です。
Maps.meで地図は見れるし。現在地もわかるし。
せっかくキューバまで来たのでしばらくネットのない生活を送りたいと思っています。
アンティークな薬屋を発見。なんの薬なのかはわかりませんでした。
オビスポ通りからサンイグナシオ通りに入ります。
サンイグナシオ通りも良さげなレストランがある通りです。ここをまっすぐ行くとビエハ広場に出ます。
葉巻を吸う
ビエハ広場まできました。
ビエハ広場にあるビールレストランに行こうと思っていたのですがまだ開店前でした。ですので、近くの適当なレストランに入りました。
何もお願いしてないですが、レストランの入り口で受付をしていたウェイターのおっちゃんが僕の葉巻に火をつけてくれました。
ビールを飲みながら葉巻を吸います。
葉巻の楽しみ方はいまだにわかりません。吸い込まずに味を楽しむと言いますが、味なんて感じないですね。
ビールの次は、「モヒート」と言ったつもりがラムがきました。
有名なハバナクラブです。
ハバナクラブを試してみますと、まろやかでめっちゃ美味いです。まだ朝11時くらいですがへべれけになりそうです。
僕は旅しながら出会いを楽しんでいますが、たいがいは呑んだくれの旅になってしまいます。
カフェタベルナ
ゆっくりとラムと葉巻を楽しんだら、シーフードを食べにカフェタベルナへ行きます。
ピエハ広場の角にあります。
空いていて、なかなか居心地がよいレストランです。
ロブスターを注文しました。
地球の歩き方には「モヒートを飲みながらゆっくり過ごすのも良い」って書いてありましたが、モヒートはなかったです。
代わりにキューバリブレを注文しました。
客はスコッチをいれて2組だけです。
「2組いるならまぁやるか」って感じでバンドの演奏が始まりました。
音楽のジャンルはよくわかりませんが楽しい感じで、雰囲気があります。
シーフードミックスがきました。
縦割りハーフのロブスターとエビ、白身の魚、マッシュポテト。
ロブスターはもちろん、小さいエビもかなり美味いです。うますぎます。
演奏そっちのけでがっつきました。
シーフードミックス18CUC、キューバ リブレ3CUCでした。
サンダルを買う
お腹がいっぱいになったら、サンダルを買いに行きます。
サンダルはカサで履くためです。シャワーを浴びた後にまたスニーカーを履くのは耐え難いですからね。
オブビス通りで探します。
どの店も、品揃えがわるいですねぇ。人は多いけど。。
シャーペンとかクリップとかの文房具、洗剤なんかが宝石のようにショーケースに入れて売られています。
この国の人がドンキとか見たらどう思うんでしょうかね。
僕はこのキューバ旅行の前にチェゲバラの映画を観たり、キューバ革命について調べて来ました。
バティスタ政権に対するフィデルカストロの破天荒さや、ゲバラの神のような誠実さにはある種の尊敬の念をいだいてたりもしました。
ですが実際に来てみますと、アメリカの経済封鎖の影響だと思いますが、街は時間が止まったかのように発展しておらず、店は品不足状態です。
アメリカとの国交正常化や、
個人事業の規制が緩和されたり、
変革は進んでいるようですが、
とりあえず黒煙を撒き散らす半世紀前の車とネット環境を何とかして欲しいです。
あとファストファッションも欲しい。
発展前の今のキューバが見たかった訳なので、目的達成なんですが、軟弱な僕には便利な生活が片時も手放せないようです。
次のゴールデンウィークは先進国へ行こう。。
シャツとか靴とか売ってる店でビーチサンダルをゲットしました。一番安いやつで6CUCでした。
革命博物館
とりあえず本日の昼間の目的は果たしたので、革命博物館に行ってみることにしました。
革命のこと、革命からの国の歩みが展示されていいます。
展示物には英語の説明もあるのでがんばって読めば勉強になります。
でも建物の大きさの割には展示物が少ないです。(写真撮らなかったので割愛)
メインのグランマ号へ移動します。
巨大で近代的なガラス張りの建物に保存されています。
もっとしょぼいヨットを想像してましたが、意外と立派な船でした。
カストロやゲバラたち80人以上の革命軍は、これに乗ってメキシコからキューバまで来ましたが、「ま、がんばれば乗れるかな」というくらいの大きさです。
グランマ号の周辺には、
戦闘機や戦車などが並びます。
革命博物館を出まして、一旦カサに戻って仮眠を取ることにしました。
夜の部へ続く