土日で行くフィリピン旅行2日です。
前回はこちら。
ホテルで仮眠をとったあとは、19歳フィリピーナちゃんとのハロハロデートに向かいました。
待ち合わせ
フィリピーナちゃんオススメのファストフード店Mang InasalをMaps meで調べますと、ホテルから5分くらいでしたが、行ってみるとありませんでした。
ドラッグストアになってました。
とりあえず近くのカフェに入りまして、フィリピーナにチャットで相談してみました。
スタバのような落ち着くカフェでした。
チャットでのやり取りの結果、このカフェで待ち合わせて一緒にMang Inasalを探すことになりました。
カフェで待つこと1時間後
来ないばかりか何の連絡も何もありませんでした。
「まぁこういうこともあるか」と諦めまして、夕食を1人で食べることにしました。
Mang InasalをGoogleで調べたら徒歩10分くらいの2店舗ありました。Maps MeよりGoogle Mapの方が最新な情報なのでしょうかね。
Mang Inasalで夕食
なんとなく歩いて来てしまいましたが結構遠かったです。
店に入ってみますと安っぽいファーストフード店でした。
ポークシシグセット。100ペソちょい。
ま、食べられないことはないですね。
ハロハロ。
奇抜な見た目ですが、薄味のかき氷で美味しくはありません。
不満足な夕食に若干後悔していましたら、フィリピーナからチャットが来ました。
これから向かうそうです。
「じゃ、ここで待ってる」と伝えました。
LBと怖そうなお姉さん
Mang Inasalでぼーっとしたり、周辺をウロウロしたりしながら待つこと1時間。ようやくタクシーでフィリピーナが到着しました。
タクシー代の150ペソを払ってあげると、後部座席には2人いました。
ティンダーでマッチしたフィリピーナとそのお姉さんだそうです。
お姉さんはチンピラの女のような派手な格好をしています。田舎の祭の屋台が似合いそうです。
ティンダーでマッチしたフィリピーナはその妹だと言うことになりますが、LBだと一瞬でわかりました。
腕とかゴツイし。声はものすごく小さく、おどおどしていますが、太い声をしています。
2人に挨拶しましたが、LBの妹はほとんど話しません。主導権は完全にお姉さんが握っている様子でした。
Mang Inasalはもう閉まってしまいましたので、とりあえず近くにあったカフェに入りました。
カフェからの脱出
せっかく会ったのでカフェに入ってしまいましたが、だいぶ話が違ってますね。
怖そうなお姉さんと2人で来るとは聞いてないし、本人はLBだし。
チャットで確認した時はReal girlと言ってたのに。
LBにテンションが下がったばかりではなく、怖そうなお姉さんにもやばそうな気配を感じて来ました。
当然会話は全く弾みませんでした。
アイスコーヒーをちょっとだけ飲んだら、友達との約束の時間だと言って帰ることにしました。
幸いにして前払い制のカフェでしたので、強引に話を切り上げて足早にカフェから出ました。
捕まる
カフェから出て狭い歩道を歩いていますと、怖いお姉さんが前に立ちはだかり歩道を塞いできました。
お姉さんをすり抜けて帰ろうとしますと、お姉さんはスコッチの斜めがけバックのベルトをガシッと捕まえました。
怖いお姉さんの後ろにいたLBの妹がこれまでにない太い声で
と興奮した様子でスマホを操作しています。
ティンダーでマッチした相手を夕食に誘っただけでチップを払う必要はありませんので、当然払うつもりありませんが、「払わなきゃボスを呼ぶ」の一点張りなので話しても無駄そうでした。
LBは電話を掛けてる素ぶりを見せますが、本当に電話してるかどうかはわかりませんでした。
交渉
話が進まないので妥協点を探すことにしました。
勝手に2人できて2人分の料金を請求するとは悪徳極まりないコンビです。
払う相手がどんどん増えていきます。交渉しないほうが良さそうです。
ブルゴス通りにダッシュ
交渉も無理そうなので別の手を考えました。
一刻も早くここから立ち去りたいので逃げるのが一番です。相手は女性とLBですので走れば逃げられると思いました。
バッグはお姉さんにガシッと掴まれていますが、中には入っているのはスマホのバッテリーとカメラくらいで、財布はポケットの中にしっかりと入っていました。
バッグ自体も小さく畳めるタイプのペラペラな安物です。
スマホのバッテリーは1500円くらいなので捨て、カメラだけ取り出すことにしました。
バッグから財布を出す振りをして、カメラのストラップを右手に通しました。
と同時に斜めがけバックを放り投げ、お姉さんの拘束をすり抜けます。
ブルゴス通り方面に猛ダッシュしました。
周りは大きなビルが多く、夜は人気があまりないオフィス街のようでしたので、通行人が邪魔だったり、「捕まえて」とか叫ばれることもありませんでした。
2ブロックほどダッシュして振り返った時、後ろには誰もいませんでした。
よかった。逃げられたようです。週20キロのランニングをこなしている甲斐がありました。
ちょうど交通量の多い大きな通りに出ましたのでタクシーを拾い、ブルゴス通りに向かいました。
尻尾を切って逃げるトカゲのような方法だとタクシーの中で思いました。
続く